江戸売り声でタイムトリップ!

ここに登場するのは江戸の長屋のごくふつうの人々。
庶民のくらしを「江戸売り声」という切り口で総ざらいしたユニークな図鑑シリーズ第三弾!

江戸時代は、生産された品物をむだなく使い、再利用されていました。
この本では、「回収する」「修理する」などの呼び声を集め、リサイクル都市「江戸のくらし」を紹介します。限られた資源をむだなく徹底して使いきる、江戸の町のリサイクルをささえていたのは、それらの仕事に従事する人々の力です。くずを細かく分別する人、修理する人の声がとびかう江戸のくらしには、人生を楽しみ、たくましく生きる知恵があふれています。