おいしい空気、見晴らしの良い景色、頂上での達成感など、登山・トレッキングは、日頃の運動不足の解消やストレス発散など、様々な効果が得られるといわれています。思っている以上に運動量も多く、長時間の有酸素運動により体内の脂肪の燃焼を促し、血糖値を下げて心肺能力を高めるといった効果も認められています。さらに、昼間しっかり運動することで、交感神経の活動が高まり、高いリラックス効果があるといった研究結果も発表され、ここ数年の登山ブームの中心である中高年の登山者も、約半数が健康増進を目的としています。