ホームページやSNSは世界中に普及しているサービスですので、Webマーケティングは海外のどこででも効果を生んでいます。しかし、日本国内で行われているものと海外のやり方では違いが出ることも多いのが興味深い点です。いくつかの面で違いが存在しますが、その一つは言語や文化への対応範囲です。日本国内の企業が行うWebマーケティングは、ほとんどが国内向けとなっていますので、当然日本語のみのホームページですし、SNSも日本人を強く意識した作りです。海外に進出している企業でも、海外用のホームページと国内用を別に作っていて、完全に別扱いとしています。しかし、海外の企業は、グローバル対応を基本としているところが多く、一つのホームページが多言語対応となっているケースが多いのです。コンテンツも、特定の文化の人には分かるが、他国の人には分かりづらいということがないように、万国向けの内容となっています。

さらに、越境ECが多いというのも海外企業の特徴です。商品の購入や発送ができる地域の範囲が非常に広いですし、対応している通貨もかなり幅広くなっています。この点国内企業は、大手のECサイトはいくつの国に対応していますが、その他のほとんどのサービスは国内限定となっています。