空き家問題の実態!東京都の行政代執行 9事例 [2022年まとめ]
平成21年4月に近隣住民から屋根瓦の落下の通報が入り、その後、屋根の崩落が発生。 北区では注意喚起のため、バリケードの設置などを行いましたが、建物内部がむき出しとなっており、所々で外壁が道路側に傾いている状態なっていました。そして、不法投棄と見られる家電製品やごみなどが敷地内に放置されておりました。 北区は不動産登記などで調査を進めたが、建物所有者の所在を確認できなかった。 このため、放置すれば倒壊の恐れがある「特定空き家」の状態にあると認定し、略式代執行を実施。
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行政代執行とは、所有者に代わり、行政が適正管理に向けた取り組みを行うことです。道路に越境している木の枝を切ったり、放置されているゴミを撤去したり、倒壊しそうな家屋を解体したりすることができます。何度も改善を要求しているにも関わらず所有者が対応してくれない場合、行政が強制的に敷地に立ち入り、必要な対策を取るというものです。