高峰譲吉はこの他にも麹菌に注目し、それから抽出されたジアスターゼ(アミラーゼ)にギリシャ語で「最高・優秀」を意味する「タカ」(高峰の「タカ」でもある)を付けてタカジアスターゼと命名し消化薬として発売して大儲けしました。
アドレナリンは高峰譲吉らにより牛の副腎から世界で始めて抽出・結晶化されました。同時期アメリカの研究者エイブルも抽出して「エピネフリン」と命名しました。高峰の死後、エイブルらは高峰の業績を盗作だと主張しましたが、エイブルの方法では抽出できない事が判明し、エイブルの主張は退けられました。(でもアメリカでは未だにエピネフリンの名称が使われている)