釜ヶ崎日雇労組は○○解放同盟系、それとは別に中核派に日本共産党、創価学会、プロテスタント、あとは旧赤軍派とかいろんな元締めたちが西成にひしめいているそうだが、筆者がなぜこの問題に興味を持ったのか?と言えば、それは西成のマザー・テレサと呼ばれた矢島祥子女医の不審死事件と深く関係しているそうだからだ。

貧困ビジネスの構造については皆さんよくご存じだろうから簡単に書くけど、生活が困窮し途方に暮れた人物でも西成に来て釜ヶ崎日雇労組のドアを叩けば生活保護費十数万円をすんなりいただける身になるのだが、しかしそれは表向きそうなっているだけで実際は住処と毎日弁当をもらえる以外は全額ピンハネされてしまうのだ。

さらに「具合が悪くなったことにしろ!」と命じられて病院に行くと、そこではろくに診察などせずに「あなたは今すぐ入院が必要です!」と宣告され、漂白するまで薬漬けの日々を過ごす羽目になるのだが、これ実は医療費は全額行政持ちの仕組みになっていて、つまりは潰れそうな病院と釜ヶ崎日雇労組の打ち出の小槌なのである。