1日35万円で仕事を請け負っているという現場のディレクターには、別の報酬も支払われている可能性もあり、合計80万円が支給されているという”いびつな構造”に、「一般的な感覚からしたら、あり得ない数字。」と、批判を展開し、「政治的なものが利権が絡んでいるから、こういった額になるのではと推察します」と不透明な金の流れを指摘していました。
組織委員会から業務を委託された広告代理店は下請けの業者に再委託を仲介をするのみで、管理費という名目で10〜15%のマージンを抜くのだそう。
国立競技場が会場の競技では、35億円が委託費として支払われるため、実際は3億5,000万円ほどが広告代理店の収入となります。
こうした中抜きをしている現状に、組織員会の内部からも「広告代理店より運営する業者と直でやりたいのが本音。」と異論を唱える人が多いのだといいます。