日米韓の球団を経て2018年オフ、古巣中日に指導者として復帰するにあたり、球団は“身体検査”で過去の金銭問題を把握したが、与田監督の強い意向もあり、「清算済み」として入閣要請に至ったという。門倉コーチは横浜市の自宅を離れ、愛知県内に部屋を借りて単身赴任。それから2年間、大過なく若手の指導にあたっていた。
しかし、今年に入って球団にはたびたび、門倉コーチの金銭トラブルに関する電話がかかってくるように。そして今月、事態は急転する。2軍が11-16日まで山口と福岡に遠征中、同コーチは本体を離れ名古屋で残留練習を担当。ところが無断欠勤が続き本人が電話にも出ないことから、15日に球団スタッフが家族に連絡をとった。