【アクセス解析を常時行うことはWebマーケティングの基本】
Webマーケティングは、ネット上で使うことのできる様々な手法やメディアを駆使して集客、そして購買への誘導を図ることが重要です。ネット上のサービスのほとんどは、訪問者の解析ができる構造になっていますので、常時しっかりとデータの分析を行うことで、Webマーケティングの効率化を図ることができます。

たとえば、自社サイトのアクセス解析を「Googleアナリティクス」などを使って行うことができます。検索サイトからのアクセスが多いのか、広告からのクリックが多いのかなどを知ることで、よりアクセスのすそ野を広げていくことができます。さらに、利用している広告の利用状況を解析することも重要です。特にリスティング広告では、クリックによって報酬が決まるという報酬制度を採っていますので、リスティング広告からどのくらいのアクセスが来てるのか、そしてそこからの購入者の数はどのくらいかということをチェックします。もし、広告費用の方が利益よりも上回っているようであれば、明らかにコンバージョン率が低いことになりますので、広告で利用しているワードを変更したり、広告そのものを止めるという決定が必要となります。

【Webマーケティングそのものの体制についての見直しを行う】
こうしたアクセス解析という技術的な面の強い分析と同時に、Webマーケティングそのものの体制を見直すことも大事です。たとえば、この業務に携わっているスタッフの人員と作業時間を、目標達成率と比較して、果たして効果のあるマーケティングを行うことができるのだろうかと考えることができます。もしくは、Webマーケティングをアウトソーシングしているのであれば、そこに費やしているコストに見合うだけの結果を出してくれているのだろうかという点を見ることは重要です。

その上で、人員の見直しやWebマーケティングの戦略そのものを考え直す必要に迫られることもあります。もちろん、Webマーケティングの手法の中には、すぐに効果が出るのではなく、数か月単位で待たなければならないものもあります。しかし、明らかに効果が出ていない手法に関しては、取りやめてしまった方がそこに投入していた資金と人員を、より効果の出ている方法に回すことができますので、思い切った決断をすることが重要です。Webマーケティングでは、ネット上のサービスを使っているため、方針転換がスピーディーにできますので、このメリットを活かして効率の良い方法があるようであれば、素早く変えていくことで成果を生み出していけます。