クラウドSIMでは、各社の物理SIMを挿した「SIMバンク」と呼ばれる機器からクラウドSIMサーバを介して、仮想化されたSIMのデータを端末がダウンロードすることで通信可能になる。ユーザーのトラフィックを常時モニタリングしつつ、そのトラフィックをカバーできるだけのSIMを調達できていれば、無制限は可能かもしれないが、当然ながらSIMの数には限度があるし、必要な分量を調達できるとは限らない。
実際、どんなときもWiFiでは3月にはSIMカードの提供が止まったこと、通信に必要なSIMカードが不足したことが原因で、通信障害が発生している。