・・・と思っていたら!!!
作曲技法の分析本である『坂本龍一・全仕事』および『坂本龍一の音楽』に、キャスタリアの本人直筆楽譜スケッチが掲載されており、本人の意図する正確なコード進行をそこで知ることができます(手書きなので見づらいのが難点)。メロディーとコード進行のみとはいえ、大きな手掛かりに。この2冊は、著者(山下邦彦氏)の独自理論による解説に賛否あるものの、坂本龍一氏自筆の膨大な楽譜スケッチや本人へのインタビューが掲載されており、研究資料としても貴重。