過払い金請求という言葉は、電車の中吊りやコマーシャルなどでしばしば目にするものです。それらを見て、「そういえば自分もお金を借りていたことがあるな」と思う人もいるでしょう。しかし、今現在借りているのであれば別ですが、過去の借金となると、「借りてはいたけど、一体どこから借りていたのか分からないし、総額でいくら借りていくら返したのかも、もちろん金利が何%だったのかも覚えていない」という人もたくさんいるでしょう。

過払い金請求は、お金を借りていた業者に対して、借りていた利用者が請求をするものです。だからこそ、どこが相手なのか忘れた場合は請求しようがない……と諦めていませんか?

確かに、インターネット上の過払い金計算ツールなどでも、いくら返ってくるのかを知るためには、「いつ、いくら、何%で」借りていたのかという情報が必要となる場合がほとんどです。しかし、こうした履歴を正確に把握している人というのは、ほとんどいないでしょう。

実は、具体的な取引内容を覚えていない場合でも、過払い金請求をする方法があるのです。