温度:20度~25度、湿度:50%~60%が理想です。
犬の種類は大きく分けて小型犬と大型犬とがありますが、その平均的な体温は、小型犬は38.6度から39.2度。大型犬は37.5度から38.6度ですので、この体温と比べて
極端に外気との温度差があると弱ったり病気になりますので気をつけましょう。
では、どれぐらいの室温にすれば快適かというと一般的には、18度から25度が適温とされています。ですがこれも、犬種や大型犬か小型犬かによっても若干違ってきますし、前述した「ダブルコート」と「シングルコート」によっても違います。
また、子犬の場合や痩せている犬、または年を重ねて老いた犬の場合なども体温を調節する機能が高くないため寒さに対して強くありません。そのため、今飼われている愛犬の
最適な室温を知りたい場合には、部屋の暖房の設定温度を20度にしたあとしばらく様子を見てあげてください。その時に体を丸めたり、部屋の中でも熱がこもっている場所に移動した場合にはその温度では低いということですので設定温度を小刻みに上げていってください。ただし、あまり温度を上げすぎても今度は部屋の空気が乾燥して、鼻が乾いて喉が荒れたり、脱水症状を起こす危険性もあるため部屋の湿度を十分に保てるようバスタオルなどを部屋干しするか、加湿器を併用するようにしてください。
目安としては湿度50%~60%が理想です。湿度をこの程度に保つことができれば暖房によって暖めた空気も下がりにくくなりますので適温に迷った場合は湿度から調整されるとよいでしょう。