トイレのしつけ方法

それでは実際にどのようにしてトイレを覚えさせていくかご紹介します。


①トイレをする時間を予測する
原則として子犬のトイレトレーニングをする期間は常に見守れるよう環境を整えましょう。

なぜなら子犬を一日中見守ることで、だいたい何時ごろにトイレをするのか、トイレの前はどのようなしぐさをするのか、など

その子の性格・行動を理解することができるからです。


見守る中で、

何時にトイレをしたか
を記録するメモを取りましょう。


メモからだいたいどれくらいの間隔でトイレをするのか計測します。

慣れてきたら、次は何時ごろにおトイレするかな、という目安ができますね。


パピーであれば、休んだり眠ったりする時間も重要なので

生活リズムをこちらで調整できるとよいでしょう。具体的には、お散歩(お遊び)⇒ごはん⇒お休み⇒お遊び⇒お休みというようにできるだけ生活リズムをつくり、

時間になったらトイレに連れて行ってあげるという方法です。

子犬であればある程度トイレをするタイミングは決まっています。


  1. 食後、お水を飲んだ後

  2.お遊び後

  3. 寝て起きた後



②予測した時間にトイレへ。しなければ再度繰り返す
時間になったらゲージやクレートから愛犬を出して、トイレスペースへと連れていきましょう。このときにトイレをしなければ再びお休みさせましょう。

また30~60分後にトイレスペースへ。

トイレをするときには毎回決まった掛け声をかけましょう。

例えば「ワンツーワンツー」など。

この声のときはトイレだな、と認識してもらうことが大切です。


③トイレが出来たらたっぷりほめる
トイレスペースでトイレが出来た場合には、愛犬にも伝わるようにたっぷりとほめてあげましょう。わかりやすくおやつやフードをあげるのが良いでしょう。

ご褒美があることで、「トイレをしたらおやつをもらえる!」と学習し、トイレを覚えやすくなります。

はじめのうちはクルクル回ることもなく唐突におしっこや●●●をすることが多いでしょう。

その場合は無理にトイレトレーの上でさせるのではなく、広めに作ったトイレスペース(トイレシートを数枚敷く)で練習しましょう。

慣れてきたらトイレトレーを使用しましょう。




④トイレスペースへ誘導

①~③の練習に慣れてきたら、今度は自分自身でトイレへ迎えるようになるのが理想ですよね。

お休みしているスペースとトイレスペースを近づけて、トイレタイムになったら

おやつなどを手にし、そのままトイレスペースまで誘導してみましょう。

トイレスペースまできたら、そこで「ワンツーワンツー」の掛け声です。


近い距離の移動で慣れてきたら、お休みスペースとトイレスペースの距離を話してみましょう。

どこにいてもトイレになったらトイレスペースへ迎えることが理想です。



トイレのしつけ、トイレトレーニングはお迎えした初日からスタートすることがオススメです。

特にプードルはIQも高く、物覚えも早いので

早く開始して、早くトイレをトイレの場所でできるようになったら

飼い主さんにとっても楽ですし、愛犬とのストレスフリーな時間も増えますね。



<例外>トイレまで行ったのに・・・はみ出してしまったら
よくあるお悩みとして、トイレまでいったけど、シートからはみ出してしまうという問題を抱える方が多いようです。

その場合はトイレスペース(トレー)が小さいかもしれません。大き目にしてみましょう。

またトイレスペースを柵やサークルなどで囲み再度トレーニングしてみましょう。

トイレの端でしようとすると柵にぶつかるため、内側でする習慣がつきます。



ご自身でのしつけが上手くいかない場合、

一日中見守っている時間がない場合は、ペットシッターを利用するのも良いでしょう。

Tokyo Sitterではシッティング中に子犬のトイレトレーニングも行っています。

無理なさらずに、愛犬との幸せなペットライフを送りたいですね。