腱損傷では.一般に深さlcm以内であれば3MHz,1〜5cmで1MHzのパルス波(10〜20%)が使用される。
O.5〜IW/cm2の強度で5分間/1回,3〜5回/週施行する。アキレス腱損傷では,炎症の急性期には低強度(O.5〜IW/cm2)で10〜20%のパルス波を使用し,その後(脱急性期)1〜2W/cm2の連続波(6〜8分)で照射し、瘢痕組織や軟部組織の温度を高めストレッチする。腱損傷の治癒メカニズムとして、細胞膜と血管壁の透過性改善し毛細血管の密度を増大させ血流を改善、コラーゲン線維芽細胞による蛋白合成の促進などが考えられている 。