■トイレ
犬の場合はお散歩でないとトイレをしないという子もいると思います。そのような場合にはペットシッターなどを利用し、お散歩代行をお願いするとよいでしょう。
お家の中のシートだけでする子の場合でも、猫は特にそうですが、綺麗好きな場合
一度してしまったトイレには排泄しないことが多いです。
快適に排泄できるよう、トイレは複数用意しておくとよいでしょう。
また複数あってもすべてに排泄をしてしまったときに備え、ペットシッターなどを利用して、お留守番中のトイレは常に清潔にしてあげるとよいでしょう。
■環境
できるだけいつも通りに過ごしてほしいですよね。
普段から常にテレビやラジオなど音がする環境で過ごしている子であれば、テレビなどをつけっぱなしで出ていくというのも一つの選択肢です。
また猫は誤って落ちてしまうこともあるので、トイレやお風呂のふたは閉めておくようにしましょう。入っては危険なものが置いてあるような部屋はしっかりとドアをしめ、あかないように固定するなどの工夫をしましょう。
外の音や他の犬や動物などが苦手な子であれば、カーテンやシャッターを閉めるなど、ストレスになるようなものを遮断してあげるようにしましょう。
普段のペットの生活状況に合わせて、いつも通りに過ごせるような環境づくりを心がけましょう。
ママさんの匂いがついているものなどペットが落ち着くアイテムはベッドの周辺などに置いておくとよいでしょう。
お気にいりのおもちゃなども出しておいてあげるようにしましょう。
4.お留守番が上手に出来ているかは帰宅後の反応だけではわからない
帰宅したときにしっぽをフリフリ♬「おかえりなさい!」と楽しそうな表情でお出迎えしてくれるペット。この様子だけを見ていると、お利口さんにお留守番ができていたのではないかと思いますよね。
「うちの子はお留守番も上手にできている」と思っている飼い主さんも、一度見守りカメラなどを利用してみて
お留守番中に遠吠えのように鳴いていないか、問題行動を起こしていないか、うろうろと不安そうに落ち着かない様子はないか、など行動をチェックしておくとよいでしょう。
逆に、飼い主さんがお家をでていってすぐにいつものベッドでスヤスヤと眠っているようであれば、お留守番も上手に(安心して)できていると考えられます。
ストレスを感じているときの具体的な行動です。
いつもはできるのにトイレを失敗する
うろうろ、そわそわと落ち着かない
遠吠えのように鳴く、クーンクーンと鳴く
全身を掻いたり過剰に毛づくろいをする
破壊行動(クッションやテーブル・椅子の脚を噛む、壁を引っ掻くなど)
息を荒立てている
上記のようなストレスサインを出していても、小さなことだから…と無視をしていると、このような問題行動は悪化していく場合があります。
飼い主さんにとっても手におえず、深刻な状態となってしまえば、獣医師や専門家の指導や治療が必要となってきます。
もし、お留守番でストレスを感じているな、とストレスサインをだしているようなら、早めに対処していく必要があります。