犬種によっては、本能で吠えている場合があり、やめさせることが難しいチャイム吠えですが、吠え続けさせない為には、対策をとりたいもの。
そこで、効果が期待できる4つのチャイム吠え対策をご紹介します。

対策1:子犬の頃からトレーニングをする
幼い子犬のころに吠えていなかったとしても、成長していくにつれて、インターホンや電話に吠え始める可能性があります。 吠え始めてから矯正するのは困難ですから、子犬のころから音に鳴らし、インターホンが鳴ったら吠えるではなく、「お座りをする」「マットの上に行く」などと教えるトレーニングをしておくことが大切です。

対策2:静かにおいでと犬を呼ぶ
玄関のチャイムが鳴ると、「だれかきた!!遊びたい^^」そんな興奮から、吠えながらダッシュ!そんな犬の場合は、まず落ち着かせることが大切です。 友人など知り合いが訪問してきた場合には、少し待ってもらい、犬を部屋の中に呼びもどし、耳たぶを優しくマッサージしたり、抱っこするなどして落ち着かせましょう。 落ち着いてきたら、褒めてあげることも大切です。

対策3:無視する
チャイムの音に反応して「誰か来た?!」と嬉しそうに吠える犬も多くいます。 また、吠えている時に家族の誰かが、吠えちゃダメ!などと大きい声で怒ると、犬は嬉しくなってしまいさらに吠え続けることもあります。 犬にとって、必要以上の大きな声は怒られているのではなく、遊んでくれている楽しい声に聞こえるのです。特に、高めの大きな声は、犬が嬉しくなってしまう音。 どんなに怒っているつもりでも、犬にとっては一緒に吠えて遊んでいるように聞こえてしまうのです。 そのため、チャイム吠えが始まったら、大きな声を出さずに、まずは無視してみましょう。吠えても誰からも反応されないとわかれば、吠えるのをやめる可能性があります。

対策4:ハウス・クレートに入れる
この方法はハウスに入れることが前提となるため、ハウスを教えていない場合は、まずハウストレーニングをしておきましょう。 犬は、巣穴に入ることで本能的に安心する動物です。恐怖心や不安から吠えている犬の場合、自分のハウスがもっと安心できる場所。 玄関でチャイムがなったら、「ハウス」のコマンドを出しましょう。 もし、ハウスに入っても吠え続ける場合は、ハウスの上から布をかぶせて暗くする、好きなおもちゃをハウスに入れるなどして、気を紛らわせるようにしてあげましょう。