犬がチャイムや来客で吠える理由と対策【完全版】

こんにちは♬ Tokyo Sitterです!
愛犬がチャイム音や来客時に吠えてしまう…… そんなお悩みを抱えている飼い主さんは多いようです。
今回は、犬がチャイムの音や来客時に吠える理由と吠え対策を、ご紹介します!
愛犬との信頼関係を深めながら、解決していきましょう♪
その時々の状況から、大事な愛犬の気持ちをわかってあげることが出来たらもっと絆も強くなれますよね。

FC2USER482866ONS さん

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犬がチャイムの音や来客時にで吠える理由

■犬が持っている本能で吠える
現在は家庭犬として人間と暮らしている犬でも、過去には農場の番犬や狩猟犬として活躍していた犬種があります。特に、吠えて獲物の居場所を教える使役をしていた狩猟犬や吠えて動物を追い込む牧羊犬などは、吠えることを仕事としていたため、吠えることが悪いことだとは思っていません。
また、自分のテリトリーを守ろうとする意識の強い犬種や警戒心の強い犬種も、外部からの侵入者に対して吠えることがあります。
怖がり、神経質な犬種 恐怖や不安、警戒心を強く持つ犬は、玄関のチャイムに反応して吠えることがあります。特に、愛玩犬として作出されたチワワやポメラニアンなどが吠えやすい犬種と言われています。
性格や飼育環境から吠える犬もいます。犬種関係なく怖がりや興奮しやすいなどの性格によって、玄関のチャイムで吠えることもあります。特に、人が大好きなレトリバー種の中には、興奮しやすい子も多く、玄関チャイムに過剰に反応する場合があります。
また、子犬期に社会化を十分にされず音に対しての恐怖心がある場合は、過剰に玄関のチャイムに吠えることがあります。

■恐怖心からの吠え
未知の物が家の中に入ってくる、という怖さから吠える場合があります。 チャイムが鳴ると知らない人が入って来るという学習がされているため、チャイムに対して吠える様になります。 恐怖心から吠える犬は、特に社会性が身についていない犬や、人間慣れしていない犬に多いです。 恐怖心から吠える場合は、散歩を増やしたり、散歩ルートを変える事や他の犬と遊ぶことで社会性を養ったり、トレーニングで克服していくことが大切です。

■縄張り意識からの吠え
自分のテリトリーによそ者が入ってきたという縄張り意識から吠える犬も多いです。 この場合も、チャイム=よそ者が入って来るという行為が学習されているため、チャイムがなる事で吠えてしまう様になります。 特に、自分が家のリーダーだと思い込んでいる犬に多い行動です。 また、吠えたことに対して、飼い主が反応すればするほど、誰かが来たら吠えて教えるのが自分の仕事と誤解してしまうでしょう。 このようなことが続けば続くほど、犬はより一層、「チャイムが鳴ったら吠えよう、そうしたら侵入者が帰っていくはず」という気持ちを強めていきます。

■喜びからの吠え
来客が嬉しくて、喜びからテンションの上昇が止まらず、吠えて喜びを伝えてしまう犬も多いです。 この場合、チャイム吠えだけでなく、来客に飛びつくなどの問題行動も同時に起こる場合が多いです。 犬好きの方には、とても可愛らしく映る行動ですが、犬嫌いの人や大事な来客には困ってしまう事が多いです。 テンションが上りやすく、興奮しやすい犬を落ち着かせるためには、リーダートレーニングを行い、リーダーの言う事を聞く様にすることが大切です。 また、来客が予定されている場合にはクレートに入れておく、など物理的に来客と離す事も効果的です。

チャイムや来客時の吠え対策

犬種によっては、本能で吠えている場合があり、やめさせることが難しいチャイム吠えですが、吠え続けさせない為には、対策をとりたいもの。
そこで、効果が期待できる4つのチャイム吠え対策をご紹介します。

対策1:子犬の頃からトレーニングをする
●●子犬のころに吠えていなかったとしても、成長していくにつれて、インターホンや電話に吠え始める可能性があります。 吠え始めてから矯正するのは困難ですから、子犬のころから音に鳴らし、インターホンが鳴ったら吠えるではなく、「お座りをする」「マットの上に行く」などと教えるトレーニングをしておくことが大切です。

対策2:静かにおいでと犬を呼ぶ
玄関のチャイムが鳴ると、「だれかきた!!遊びたい^^」そんな興奮から、吠えながらダッシュ!そんな犬の場合は、まず落ち着かせることが大切です。 友人など知り合いが訪問してきた場合には、少し待ってもらい、犬を部屋の中に呼びもどし、耳たぶを優しくマッサージしたり、抱っこするなどして落ち着かせましょう。 落ち着いてきたら、褒めてあげることも大切です。

対策3:無視する
チャイムの音に反応して「誰か来た?!」と嬉しそうに吠える犬も多くいます。 また、吠えている時に家族の誰かが、吠えちゃダメ!などと大きい声で怒ると、犬は嬉しくなってしまいさらに吠え続けることもあります。 犬にとって、必要以上の大きな声は怒られているのではなく、遊んでくれている楽しい声に聞こえるのです。特に、高めの大きな声は、犬が嬉しくなってしまう音。 どんなに怒っているつもりでも、犬にとっては一緒に吠えて遊んでいるように聞こえてしまうのです。 そのため、チャイム吠えが始まったら、大きな声を出さずに、まずは無視してみましょう。吠えても誰からも反応されないとわかれば、吠えるのをやめる可能性があります。

対策4:ハウス・クレートに入れる
この方法はハウスに入れることが前提となるため、ハウスを教えていない場合は、まずハウストレーニングをしておきましょう。 犬は、巣穴に入ることで本能的に安心する動物です。恐怖心や不安から吠えている犬の場合、自分のハウスがもっと安心できる場所。 玄関でチャイムがなったら、「ハウス」のコマンドを出しましょう。 もし、ハウスに入っても吠え続ける場合は、ハウスの上から布をかぶせて暗くする、好きなおもちゃをハウスに入れるなどして、気を紛らわせるようにしてあげましょう。

犬のチャイムの音・来客時の吠えは、問題行動の代表として多くの飼い主が悩む項目です。 自分の犬がどんな原因で吠えているのかを、まず知り、それに対する対処法やトレーニングやリーダー・コントロールを用いることで、チャイム吠えは改善することができます。 犬の問題行動は、日々の生活を少し変えるだけで改善できる事が多いです。 飼い主自身が行動を見直し、犬との付き合い方を確認することが一番の近道です。
チャイム吠えを無くすために、ぜひ家族一丸となって犬との生活を振り返ってみましょう。

また、子犬の社会化にはペットシッターの利用がおすすめです。
大きな音が嫌い、知らない人が怖い、お散歩中に他の犬に向かって吠えるなど、恐怖心を強く持っている犬は、社会化ができていない可能性があります。 そうならないためにも、子犬のうちに人間社会で共存していくために環境に慣れさせるトレーニングを忙しい飼い主に代わり、ペットシッターが社会化します。

獣医監修のTokyo Sitterは、お客様とペットの「幸せな想い出で溢れた暮らし」をサポートします。 「他人を自宅に入れる」ことへの不安、「大切な家族を任せる」ことへの不安を理解し、寄り添い、真心の込めたペットシッターサービスを提供しています。

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