北大路魯山人の金言(料理・料理人、客人の心得など)
料理を教えるのに、塩何グラム、砂糖何匁などと、正確に出すなら、ねぎを適宜に刻み、塩胡椒少々などというな。なになにを何グラムというような料理法を、科学的文化人の生活だと思っている人がある。科学的文化人とは、塩何グラムではなく、科学する生活態度を身につけた自由人のことである。
出典 『味覚馬鹿』
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日本のガストロノミーや料理人、陶芸家なら読んでおきたい昭和の偉大な芸術家で美食家の著作から美食、料理と料理人、料理道具などの至言をピックアップ。「料理は自然を素材にし、人間の一番原始的な本能を充たしながら、その技術をほとんど芸術にまで高めている」など。出典 『味覚馬鹿』ほか。