”意味を理解して”唱えるから意味がある。
人間として生きている以上、様々な煩悩や執着にとらわれて苦しむことが避けられませんが、そのような状態の心を空にするためのテクニックのひとつとして、『般若心経』を唱えることが有効だと思われます。少なくとも、読経に専念している間は、現実世界の問題から離れられます(痛みなどの身体的な苦痛が極限まで酷い時は困難な時もありますが・・・)。
経文の意味を知らずに読経をしていた頃は、文言を忘れたり、途中で飽きたりすることが多々ありました。
意味を理解した後は、より読経に集中できるようになり、「空」の状態に一層近づけるようになったと実感しています。