【モスクワ共同】ロシアの独立系調査機関「レバダ・センター」が11日発表した「影響を与える人物」に関する世論調査によると、政権批判を繰り広げる反体制派指導者ナワリヌイ氏が2位に躍進し、1位のプーチン大統領に迫った。
 同センターは、プーチン政権への不満を背景にナワリヌイ氏の支持率が急上昇していると分析。プーチン氏の長期続投を可能にする憲法改正案の是非を問う7月1日の全国投票を前に、政権に厳しい内容となった。
 4月下旬の調査では、言動が回答者に影響を与える人物の名を挙げるよう求め、成人1608人が回答。1位のプーチン氏は8%で、ナワリヌイ氏は4%が名を挙げた。