露プーチン大統領、政敵ナワリヌイ氏の暗殺に失敗...昏睡状態を脱したとドイツの病院が発表

この人が大統領になったらロシアは変わるかも

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プーチン大統領、政敵の暗殺に失敗?!

兵器級の神経剤「ノビチョク」系の毒物を盛られたとみられているロシアの反政権活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏の意識が回復したと、ベルリンのシャリテ大学病院が7日、発表した。人工呼吸器が徐々に外せるようになり、問いかけにも反応しているという。ただ、中毒による長期的な影響を見極めるのは時期尚早だとしている。
 ナバリヌイ氏は先月、ロシア国内で体調不良を訴え意識不明となった後、シャリテ大学病院に転院した。

ナバリヌイ氏は先月、ロシア国内で体調不良を訴え意識不明となった後、シャリテ大学病院に転院した。
 ドイツ政府は2日、軍の研究機関の調べで、旧ソ連で開発されたとされるノビチョク系の毒物が使われたと断定。欧州をはじめ各国が「非道だ」などと声明を出し、ロシア政府に説明を求める事態となった。

ノビチョク系の毒物って?

ノビチョク(ロシア語: Новичо́к, 英語: Novichok, 意味は「新参者」)とは、ソビエト連邦とロシア連邦が1971年から1993年に開発した神経剤の一種である[注釈 1][2][3]。この神経剤を開発したロシアの科学者は、VXガスと比べて5倍から8倍[4][5]、ソマンの10倍以上の致死性があると主張している[2][6]。
これらはソビエト社会主義共和国連邦のコードネーム「フォリアント」計画の一部である[7][1]。5種類の異なるノビチョクは、軍事用に兵器化されているとされている[8]。最も用途が広いものはA-232(ノビチョク5)である[9]。ノビチョクが戦場で用いられたことはない。イギリスの首相テリーザ・メイは2018年3月、イングランドにおけるロシアの元スパイ毒殺事件に使用されたと発表した[10]。ロシア連邦当局はノビチョクの生産や研究を否定している[11]。
2013年に化学兵器禁止機関の科学諮問委員会は、ノビチョクの存在または特性に関する情報が不十分であると報告し[12]、2011年にはノビチョクに関する学術論文に査読論文が存在しないと指摘している[13]。

暗殺未遂にあったナワリヌイ氏はプーチン大統領の政敵、国民からかなりの支持を得ていたと見られる

【モスクワ共同】ロシアの独立系調査機関「レバダ・センター」が11日発表した「影響を与える人物」に関する世論調査によると、政権批判を繰り広げる反体制派指導者ナワリヌイ氏が2位に躍進し、1位のプーチン大統領に迫った。
 同センターは、プーチン政権への不満を背景にナワリヌイ氏の支持率が急上昇していると分析。プーチン氏の長期続投を可能にする憲法改正案の是非を問う7月1日の全国投票を前に、政権に厳しい内容となった。
 4月下旬の調査では、言動が回答者に影響を与える人物の名を挙げるよう求め、成人1608人が回答。1位のプーチン氏は8%で、ナワリヌイ氏は4%が名を挙げた。

元々は人気のブロガー

【モスクワ共同】ロシア・プーチン政権批判で人気のブロガー、アレクセイ・ナワリヌイ氏(37)は17日、モスクワで行われた野党「国民連合」の党大会で党首に選ばれた。同氏はロシア野党勢力の指導者の一人で、野党勢力の共闘組織「野党調整評議会」を主導しているが、どの政党のトップにも就いていなかった。

 国民連合はナワリヌイ氏の支持者によって昨年設立され、ロシア法務省に政党登録の申請をしたが拒否された。登録されないと選挙活動などが制限されるため、同氏は再度登録を目指す方針。

2013年の記事です。

ちなみにナワリヌイ氏は2019年にも暗殺されかかっている

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