ナイロンには欠点があって扱いにくいのです。ナイロンはポリエステルに比べて柔らかく、弾性率が低い。湿度の影響も受けやすく、水分の影響で性質も変わりやすいという欠点を持っています。ポリエステルも水分や湿度管理は難しいのですが、ナイロンのほうがさらに予想できないことが起こりやすく、扱いはもっと難しい。ポリエステルは260度ぐらいが溶解温度ですが、ナイロンは220〜230度で溶けるというのも大きな違いです。