第2章 戦争の放棄

第9条は、第二次世界大戦の惨禍の反省から二度と戦争をしないという決意のために作成されました。

また説としては当時、交戦した国々(アメリカやソ連、中国やオーストラリアなど)の一部で、天皇と皇室の存続について批判的な意見があった事の対応策として、憲法改正の検討をしていたGHQ最高司令官であるマッカーサーと、当時の総理大臣・幣原喜重郎の間で話し合って生まれたものと言われています。

ちなみに日本において憲法は日本における法律の中での最高法規(憲法に違反する規則は作成できない)であるため、改正には正規の手順を踏まなくてはなりません。