これは、2014年の増税前後の、「総税収」の推移です。

ご覧の様に、消費増税を行う前の二カ年、
2カ年で4.1兆円(一年あたり2兆円以上)
もの水準で総税収が増大していました。

そんな中、14年に消費増税。

これによって税収は一時的に増大します。

しかし問題は、その後。

ご覧の様に、増収の速度は鈍化。
そして誠に残念なことに、
2016年には「減少」していきます。

結果、税収の増加は、消費増税後の2カ年で1.5兆円、
年間で0.75兆円しか伸びない、という状況に。