ソフトバンクグループ(SBG)が東京国税局の税務調査を受け、2019年3月期の税務申告で約400億円の申告漏れを指摘されていたことが4日、同社や関係者への取材で分かった。

 過去の赤字と相殺され、追徴課税はなかったという。

 関係者などによると、SBGは日本の子会社からドル建てで借り入れた負債について、為替差損を約170億円過大に計上。傘下のソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)の運営を担う海外子会社への成功報酬約140億円についても経費計上が認められなかったほか、海外にある関連会社の所得の合算漏れなどを指摘されたという。

 また、東京国税局は子会社の携帯電話大手ソフトバンクに対しても、約30億円の申告漏れを指摘。過少申告加算税を含めた追徴課税は十数億円とみられる。