そのものの被膜が薄いことに加えて、さらには薄く仕上げるために下地剤を挟まないことが多いため、ガラスコーティングは総じて密着が弱い種類として知られています。 対傷性や対薬品性などメリットに直結する性能に比べて施主にはあまり伝わらない、その重要性が認識されないのがこの密着性ですが、フロアコーティングの失敗・苦情・クレームでもっとも多く、そして厄介なものが「剥がれ」、つまりこの密着性の不足によって生じる不具合です。