【フロアコーティング】知っておきたいメリットとデメリット

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フロアコーティング

フロアコーティングとは、室内の床の本来の美しさ・質感・清潔感を維持するために施すコーティングのことを指します。

フロアコーティングを施すことで、床が傷つきにくくなります。

これは、コーティング剤によって床に膜が張られるからです。

フロアコーティングを含め、どのようなことにもメリットとデメリットがあります。

そこで今回は

フロアコーティングの種類とそのメリットデメリットについてご紹介します!

ガラスコーティング

床のガラスコーティングは、フロアコーティングの代表的な種類の1つであり、自然な仕上がりと施工性の良さで、取扱う業者がもっとも多いタイプです。塗料・資機材が安価で済みながらも、薄膜でフローリング本来のテイストを損ねにくく、高い硬度で傷に強く、また、低光沢のため傷ついても目立ちにくいなどのメリットから、インターネット・オプション販売会問わず数多くの取扱い業者とそれに応じた施工件数があると考えられ、おそらく今日、もっとも数多く施されているフロアコーティングの種類です。

ガラスコーティングは、表面の強度が高いのが特徴。ただし、正確には物理的な強度というよりかは、光沢が少ないため、傷がついてしまってもそれが目立ちにくいといった感じです。

また、価格が比較的安いのもメリットの一つです。

ガラスコーティングは基本的に、高い濃度の塩素系薬品で溶けてしまいます。 もっとも、これはガラスに限ったことではなく、シリコンであってもウレタンであっても「UVコーティング以外はぜんぶ、塩素で溶ける」ため、ガラス固有のデメリットというよりは、翻してUVだけが持つメリットと言った方が適切かも知れません。

そのものの被膜が薄いことに加えて、さらには薄く仕上げるために下地剤を挟まないことが多いため、ガラスコーティングは総じて密着が弱い種類として知られています。 対傷性や対薬品性などメリットに直結する性能に比べて施主にはあまり伝わらない、その重要性が認識されないのがこの密着性ですが、フロアコーティングの失敗・苦情・クレームでもっとも多く、そして厄介なものが「剥がれ」、つまりこの密着性の不足によって生じる不具合です。

UVコーティング

他のフロアコーティング方法と比較すると、もっとも品質が高いのがUVコーティングです。

保護機能・耐久性が高く、コーティングを施した後に塗り直しを行うことも可能です。

また、耐熱性に優れているので、床暖房のリフォームを検討している方にもおすすめです。

UVコーティングは専用の照射機を要し、また、塗料も種類・流通ともに少ないために高額になりがちなことから、他の種類のフロアコーティングと比較して、総じてかなり割高です。

資機材が高く、パッと始められる施工ではないためにガラスコーティングなどと比べて扱う業者が少なく、より安く優良なところを選ぼうと頑張ってみても、そもそも選択肢がさほどありません。

ウレタンコーティング

ウレタンコーティングの場合、他のコーティング方法と比較すると、床のツヤはやや控えめな仕上がりになります。

コーティングの処理を施してから床を完全に乾燥させるまでには、2~3日必要です。

仕上げまでに時間はかかりますが、耐用期間は8年~10年と長いので、コストパフォーマンスが良いのが大きなメリットです。

これは特に油性ウレタンコーティングの場合に言えることです。水性ウレタンコーティングの場合は再施工も可能です。

30年以上長く住まう前提だと、耐久性が長く持続しないのに再施工しにくいという矛盾は困りますね。

ほとんどのウレタンコーティングには紫外線防止効果がありません。最近は最初からUVカット効果のある原料を混ぜているスペックの高いものや、施工時にお客様の要望によってUVカット効果を高めるケースもあります。

こちらも最初に提示された料金に含まれないケースもあるので、見積もり段階であらかじめUV効果についてご確認いただくのが賢明です。

特に水性ウレタンコーティングに関しては、その名が示すとおり、F☆☆☆☆の指定から外れる化学物質も含まないため、この問題に関して厳しい基準を設ける、端的には塗料の類を水性に限定する現場においては、優先されるというよりも、事実上このコーティング以外に選択肢が無くなります。

要は「健康面においてより安全である」という特長を持ちますが、これは施工後に形成される被膜に関してというよりも、主に塗料そのものの成分上の問題であり、わかりやすく言えば「施工者が、作業中により安全」といったメリットであるために、施主が得る恩恵とは言い難いのが実情です。

シリコンコーティング

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