豪メディア「The Klaxon(クラクソン)」が7月23日に掲載した調査報告書によると、中国当局とパキスタン政府は、西側諸国とインドへの対抗措置の一環として、3年間の秘密協定を締結した。協定は「致命的な炭疽菌に関する複数の研究プロジェクトを運営するなど、潜在的な生物兵器戦の能力を拡大する」と示している。

同報道は、複数の情報筋の話を引用し、中国の武漢ウイルス研究所が「すべての財政的、物質的、科学的支援を提供して」、パキスタン軍の国防科学技術機関(Defence Science & Technology Organization、DESTO)と共同で、秘密の研究施設を建設したと伝えた。武漢ウイルス研究所は、パキスタンの科学者に「病原体の操作やバイオインフォマティクスに関するトレーニングを提供し」「パキスタン独自のウイルス収集データベースの開発を支援する」という。