県は2018年8月の段階で、作業員宿舎や事務所の建設を「準備段階の工事」として着工を認めた。一方で、トンネル入り口や濁水処理施設設置のための用地造成を含むヤード整備を「トンネル掘削工事の一部」と整理した。
これに対して、JRは質問書で、ヤード整備を対象に協定を結ぶ方向で昨年5月、県から協定書案の提示があったことを明らかにし、「県が考え方を変更したことに戸惑っている」と変更した経緯と理由を示すように求めた。
県が準備工事を認めないと回答したことを受けて、品川―名古屋間の2027年開業を目指すJR東海は「ヤードの整備が認められない以上、残念ながら27年の開業は難しい」とコメントした。
県はヤードの整備そのものについて可能としながらも
ヤード工事はトンネル掘削工事の一部という。
つまりトンネル掘削工事を認めていない以上ヤードも整備できませんよと…。
なにその二枚舌。