リニア新幹線の実用化に向けた走行試験は、現在、山梨県都留市の全長42.8キロの実験線で、1日に20往復以上行われています。乗客を乗せた試乗会も行われ、多くの人が訪れています。
(中略)
専門家でつくる国の評価委員会は、平成29(2017)年2月、「営業線に必要な技術開発は完了した」という評価結果をまとめました。

現在の実験の段階について、JR東海山梨実験センターの波多野穣所長は「快適性や効率的な運転ができるような工夫をして、いろいろな試験を繰り返し行っている状態です」と説明します。