またこのベテランの話では、今井氏は昨年の春、新元号会見以来菅氏が力をつけポスト安倍にも名前が挙がり始めたことに警戒感を抱き始めたのではないかという。今後ポスト安倍政局の難しい舵取りの中で、菅氏の存在が壁になるという意味だ。そして、昨秋の菅氏の側近2人の大臣辞職をきっかけに今井氏と菅氏の溝は深まり、桜を見る会問題処理では今井氏が首相のぶら下がり会見を行うことなどについて菅氏に相談をしなかったという。菅氏を遠ざける動きは新型コロナ感染でも同様だ。