中国人の訪日にはビザの発給が必要ですが、その中には日本で病院での診察を受けることを目的とする場合は「医療滞在ビザ」の取得が必要です。
医療滞在ビザとは,日本において治療等を受けることを目的として訪日する外国人患者等(人間ドックの受診者等を含む)及び同伴者に対し発給されるものです。
(1)受け入れ分野
医療機関における治療行為だけでなく,人間ドック・健康診断から温泉湯治などの療養まで,幅広い分野が対象となりえます。
外務省「医療滞在ビザを申請される外国人患者等の皆様へ」より
政府の平成28年査証発給統計(国籍・地域別)によれば、医療滞在のビザは合計1,307件が発給され、うち1,149件が中国(台湾を除く)となっており、医療ビザの9割近くが中国人により取得されていることがわかります。