朝鮮における引揚女性への性暴力

朝鮮人(朝鮮保安隊)も朝鮮半島の吉州郡や端川市などでソ連兵とともに非戦闘員の女性引揚者への集団強姦行為をおこなった。強姦により妊娠した引揚者の女性を治療した二日市保養所の1946年(昭和21年)の記録では、相手の男性は朝鮮人28人、ソ連人8人、中国人6人、アメリカ人3人、台湾人・フィリピン人各1人であり、場所は朝鮮半島が38件と最も多く、満州4件、北支3件であった[132]。1947年に閉鎖されるまで二日市保養所では4,500件の中絶手術が行われた[133]。ヨーコ・カワシマ・ワトキンズの自伝『竹林はるか遠く-日本人少女ヨーコの戦争体験記』でもソ連軍や朝鮮共産党軍に日本の市民が朝鮮半島において暴行・強姦の被害にあったことが記録されている[134]。
「引揚者#朝鮮人、朝鮮保安隊、ソ連兵の強姦虐殺」も参照

ほかにも八路軍による通化事件が起きたほか、引揚列車から拉致された女性もいた