もともとは、このお辞儀の仕方が李氏朝鮮の時代で行われていたわけではなくて、聞くところによれば、ロッテが韓国に百貨店を作った際に、お客様をお迎えするにあたって、日本における最高の立礼はどのようなものかと日本の某百貨店に問い合わせてきたことが発端のようです。
この百貨店では、普通の両脇を締めた日本式のお辞儀を教えようとしたようなのですが、あちらさんは納得しない。
普通ではなく、もっとも高貴なものを教えろというわけです。
日本におけるお辞儀としては、旧華族が衣冠束帯姿でお辞儀をする際に、檜扇をおへその前で両手に持ち、お辞儀する形があります。
で、それを教えたところ、その姿がやや変形されて広まったのがコンスといわれています。