宇宙核物理学の分野で世界的な成果を上げてきた梶野さんは16年春、「海外ハイレベル人材招致計画(通称・千人計画)」の対象に選ばれた。

(中略)
当時、梶野さんは米国やイタリアからも教授職の打診を受けていたが、中国政府から提示された年俸は「桁違いだった」。任期のない特別教授職で日本の研究職との兼任も可能な上、新設する研究センター長ポストまで約束された。

「すぐに人を集められるし、予算も潤沢にあるため、日本よりも研究がやりやすい。政治体制から受ける印象とは違い、研究者は自由に世界を行き来しており、中国の勢いや可能性を感じる」
「日本と比べ、研究にそれほどお金がかからない仕組みが整っている。プロジェクトよりも人に投資するのが大きな違いだ」と
本人は大喜び

(日本は研究費…もっと上げてあげて!!!)