1985年に自民党から立案された「国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案」というものがありました。この法案は公務員の守秘義務を定めて第三者に情報を漏洩する行為を防止することを目的にしていました。

この法案はぜひとも成立してほしかったものですが表現の自由に抵触するとマスコミから猛烈な批判をくらったうえ、残念ながら自民党以外の野党(公明党・日本社会党、日本共産党、民社党等)が反対し廃案となりました。