「ファーウェイは中国の国家や軍、情報収集活動と否定できない関係がある」。米国が資金支援するフルブライト大学ベトナム校のクリストファー・ボールディング准教授はこのほど、こう主張する報告書を公表した。

同准教授はネット上で入手した履歴書を分析し、ファーウェイの少なくとも3人の社員が中国軍や関連機関と関係があると指摘した。例えばファーウェイでソフトウエア技術者として働くある社員は、中国の国防科技大学でも教職に就き軍が雇用しているという。