昨年12月に韓国国会で政府予算案が可決されたことにより、この1月から執行されている2020年度の国防費の総額は、前年比7.4%増の50兆1527億ウォン(約4兆7101億円)となった。一昨年10月の拙稿[2]で紹介したように、文在寅政権の重要政策の一つである「国防改革2.0」を実現するために、国防費が2023年まで年平均7.5%で増加することが求められている。