「川辺川ダムが建設されていたらどうなのか」という検証をするべき

高橋)現場は本当に大変ですよね。このような水害で思い出すのは、民主党政権時代にあった東の八ッ場ダム、西の川辺川ダムの建設中止です。

飯田)ダムの建設ですね。

高橋)当時、サンクコスト理論を使って「建設中止は間違いだ」と、猛烈な批判を書いたことがあります。八ッ場の方は関東の知事さんなどが推してくれて、「中止はけしからん、続行だ」として再開しました。川辺川は地元の知事さんが猛烈な反対をして、中止されたままです。それが悔やまれます。川辺川は球磨川の上流ですよね。この川辺川ダムがあったらどうかということを、ぜひ検証してもらいたいですよね。