手指消毒用のエタノール(アルコール)を手に揉み混むと、インフルエンザウイルスなどの脂溶性の殻(エンベローブ)を持つウイルスに馴染んで破壊していきます。また、殻が壊れたウイルスは本体のタンパク質も変性しやすくなり、感染力が低下します。この仕組みが抗ウイルス作用につながります。