日本のスーパーコンピューターが、9年ぶりに世界一に返り咲いた。新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、納入されたばかりの「富岳」を理化学研究所と富士通の技術者らが徹夜で調整し、未踏の速度をたたき出した。すでに新型コロナウイルスの研究に利用されたほか、商業的にも実績を上げ始めている。