借地関係は、いわば「他人同士が土地を共有しているようなもの」といえるのかもしれません。「共有」は非常に厄介な状態です。相手方と話がまとまらない限り、お互い身動きが取れないのです。
もちろん思い通りにならない土地の所有権など、まともな値段で買う人はいないでしょう。