20XX年、全ての害虫はあらゆる薬品に耐性をもってしまい、人々の生活に危機が訪れた。これに対しマーズ製薬社は、害虫を直接攻撃する超小型害虫駆除ロボット「ホイホイさん」を開発・発売する。ホイホイさんは大ヒットし、KINRYU社の「コンバットさん」などの後発商品までもが登場した。この物語は、ホイホイさんを溺愛するユーザーやマーズ製薬の開発者たちが織り成す人間ドラマである。