井桁積み
井桁積みとは、荷物や木材などの積載方法の一つです。井桁は「いげた」と読み、元々は木で「井」の字の形に組んだ井戸の縁のことを指します。井桁積みは、パレットに直方体状の荷物を積み上げる際に、荷物が縦向き、横向きと各段が交互になるように積み重ねていきます。1段目を荷物の長辺が横向きになるように並べた場合は、2段目は縦向き、3段目は横向き、4段目は縦向きといった具合で交互に積み上げます。そのため交互列積みとも呼ばれています。
荷物を異なる2つの方向に積み上げるため、すべて同じ方向で積み上げる場合と比べて、安定性が高くなります。輸送中や積み降ろしの際に振動や衝撃で荷崩れを起こすリスクを軽減することができます。