ギャンブルで使われる言葉なので最近の言葉から発生したのかと思いきや、なんと語源は故事にまで遡ります。
トリガミの意味を簡単に説明すると「馬券は当たっているのに金額はマイナスで損をしている状態」の事を言います。具体的な例を挙げると、1レースで5000円購入して払い戻しが4000円だったとします。この場合、5000円払ったのに4000円しか戻ってきていない訳ですから1000円損している状態になりますよね。

こういう状態をトリガミと言い「買ったのに損している状態」なので「1000円ガミった」と言えます。

ガミる確率が最も高いギャンブルと言えば競馬が挙げられますが、勝利条件により配当が異なるギャンブルだとトリガミ発生率は上昇します。例えば競艇や競輪などもそうです。パチンコやスロットなどでも10000円払って8000円買った場合は2000円損していますが、競馬や競艇競輪などと違って、一撃で払い戻しされる訳ではないので、一般的には「ガミった」とは言いません。

予想が当たっても馬券代を回収できないことをトリガミといいます。