1998年(平成10年)のスペシャルウィークで日本ダービーを初めて勝利[22]。17万人の観衆によって埋め尽くされた東京競馬場では「ユタカ」コールが沸き起こり、何度もガッツポーズした。武自身は後でビデオを見た時に恥ずかしくなったという。武はこの瞬間を「それまでの人生で、最大、最高の瞬間」と振り返る。

その後も1999年のアドマイヤベガ、2002年のタニノギムレット、2005年のディープインパクト、2013年のキズナで日本ダービーを制覇した。なお、ディープインパクトとキズナは親子であり、同一騎手が親子それぞれの馬に騎乗して日本ダービーを優勝したのは武のみである。

武はダービー制覇への思いについて以下のように語っている。

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