学年制の高校では、成績が悪かったり、出席日数が不足したりすると進級できずに留年(原級措置)となって、もう1年同じ学年をやり直さなくてはなりません。しかし、単位制の高校では、修得できなかった単位があっても、その単位だけをやり直せばいいのです。

そのため、体やメンタルの不調で毎日学校に通えない場合は、あえて学習のペースを落として、3年ではなく4年で卒業する、という方法を選ぶこともできます。