風水では、玄関がある方向を「向(こう)」と呼び、玄関とは反対側にあたる家の後ろのことを「座(ざ)」といいます。そして、「座」の方向には高い建物や山があると、風水的には良いといわれます。

なぜ山を背にするとよいかといえば、どっしりと座した山があることで家や土地が安定するから。人も後ろ盾があると安心しますが、家や土地も「山が後ろ盾になってくれると安心」と考えられたわけです。