江戸期に大磯発祥の命名とされる「湘南」は、明治期に政治結社名や合併村名に用いられた。 当時、相模川以西地域が湘南。相模川以東地域は湘東または新湘南という認識だった。 明治期の「湘南」は、山と川が織りなす景観を持つ相模川以西地域に限られていたと考えられる